【JAPAN TRAVEL AWARDS 2023】日本の感動地に「父母ヶ浜」が認定!

JAPAN TRAVEL AWARDS 2023

 

日本が誇る感動地に「父母ヶ浜」が認定されました!!
初の“観光開発部門賞”を受賞 

2023年2月21日(火)に発表された「JAPAN TRAVEL AWARDS(ジャパントラベルアワード)」にて、全国145件のエントリーから「グランプリ」、「部門賞」、「特別賞」が優れた感動地として選出、本年初めて開設された「観光開発部門」で父母ヶ浜が“部門賞”を受賞。

笑い声や歓声が飛び交う父母ヶ浜

観光客の撮影を補助するおもてなしスタッフ

25年以上続くボランティアの清掃活動(ちちぶの会)

空を映す水鏡。地域が守り続けてきた景観がここにあります

 
 JAPAN TRAVEL AWARDS(ジャパントラベルアワード)とは 
観光に携わる全国の自治体・観光協会・DMO・企業・個人におけるダイバーシティ&インクルージョンやSDGsの推進に関する取り組みをもとに、日本の新たな「感動地」を認定し、発信していくアワード。
グローバル&ローカルな視点を持った各界のエキスパート審査員が、以下の視点により世界が知るべき日本の感動地を選出。
 ・観光地や体験の魅力がうまく伝えられているか
 ・多様な観光客に向けた取組みができているか
 ・経済・社会公平性・環境においてサスティナブルか
 ・海外からのインバウンド観光客にとっても魅力的か

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JAPAN TRAVEL AWARDS 2023

 

観光開発部門賞
『父母ヶ浜(一般社団法人三豊市観光交流局)』 

<受賞理由>
25年前は埋め立て予定地だった海岸を清掃活動や、観光客の写真撮影を行う地域ボランティアを通して、年間45万人が訪れるビーチへと変化させ、地域への経済的メリットへと波及させた取り組みが評価された。
<審査員コメント>
【まとめ】地域コミュニティと共に、観光客や地域住民にとって優れたインフラや体験を提供した。地域が守り続けてきた資源を地域の誇りとして上手くブランディングし写真だけでない観光地に仕上げており、全国でも優れたケースである。地元ボランティアや企業等と協力しインフラ整備やおもてなしを行っている点も評価できる。(別紙①審査員コメント参照)

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 審査員コメント
<審査員:Alex Bradshaw(アレックス・ブラッドショー)>
・英国出身
・観光庁多言語開発整備推進委員
・合同会社GOTOKU 代表

 観光地域づくりは、地域の価値をよく理解した上で、地域住民に理解・協力を得ることが非常に重要です。インフラ整備、人材育成、景観づくりなど多くの課題が多くありますが、それら全てパッケージ化してマーケティング活動をしてターゲットに向けてアピールすることが重要です。これらは単年度で行える事業ではなく、長期間で取り組む必要があります。
 また、観光客のニーズに合わせて常にアップデートしていくことが必要です。本年全国から応募があった中で、特に良い事例として目立った地域「父母ヶ浜」を観光開発部門賞に選出しました。 
 父母ヶ浜は、観光地の開発に地元コミュニティを巻き込むことに成功し、観光客と地域の両方にメリットをもたらす観光モデルを創りあげました。
この地域は、地域住民が25年以上かけて、景観づくりや整備など長年に渡る努力を続け、観光客の受入態勢にもボランティアが携わり、観光協会と共に外国語対応・情報発信を前向きにしています。また、エリア全体で、宿・食・体験の事業者なども相互に協力して作り上げた観光地です。長い年月をかけて地域全体の魅力を磨き上げパッケージ化してマーケティング活動を行ったことで、年間46万人が訪れる観光地となりました。
 写真スポットとしてだけではなく、地域コミュニティを巻き込み、地域経済に非常に良い影響を与えている成功事例です。

<審査委員長:Ally Hongo(本郷アリー)>
・ブルガリア出身 
・観光庁外部専門人材
・株式会社しいたけクリエイティブ 取締役CCO

 この地域の称賛する点は、たった1枚の写真がきっかけでチャンスが訪れた時に、観光協会や行政がタイミングを逃さず、どのような条件下でこのような写真が撮れるのかを徹底的に研究し正しい情報を伝えたことです。そして、地域コミュニティを巻き込んだことです。実際に夕方に父母ヶ浜に訪れると、清掃活動をされているボランティアの方が観光客に撮影のアドバイスしてくれ、たくさんの歓声や笑い声が聞こえます。
 地域も元気になるし、現在は宿や飲食店が増え、ゼロから始まった場所ですが、訪れる人が本当に感動する「感動地」となっています。

 

 

【問い合わせ先】(一社)三豊市観光交流局
香川県三豊市詫間町松崎1642番地2
TEL:0875-56-5880(火曜休館)